2010年03月08日

産品販売所めぐりは、レジャーのひとつ。

たまに、嫁はんとふたりで
「産品販売所」めぐりをします。

最近は、観光立国だの、村おこしだのと、
田舎がいろんな取り組みを始めているので、
各地にこの「産品販売所」や
「道の駅」などができてきました。
大変いいことだと思います。

自分たちの土地でできたものを
直接消費者に安く買っていただく。

消費者からすれば、生産者の顔が見えるし、
生産者からは消費者の生の声を聞くことができます。

安い野菜なども買えるうえ、
その土地のめずらしい食べ物があったりします。

田舎なので、景色を眺めながら、
ドライブがてらのレジャーになります。

まだオープンして間もないお店に行った時のこと。

陳列の仕方や店員の応対は不慣れなものの、
たくさんのきれいな野菜がとても安く売られていました。

季節柄、松茸のお寿司や天ぷら
(すり身を揚げたものに松茸入り)があったり、
天然酵母のパンや手作りのお菓子など、
いろんなものを作って、頑張っているという感じが
伝わって来るものばかりでした。

しかし、次に寄った産品では、
“前は安かったのに”という言葉を
その場で発せずにはいられない状況でした。

ここができてから1年ぐらいでしょうか。
野菜は高くなっているうえ、
無人販売でも売れないような
悪い品物を売っているのです。

三流のスーパーでもそんなもの売らないぞ、
というほどのものです。

私の町の産品でもそうですが、
傷んだものを隠すように袋詰めしたり、
何日も経った古いものを売ったりするのです。

産品がオープンして間もない頃は、
新鮮なものを安く売るのですが、
売れることがわかると高くしたり、
悪い質のものを売ろうとするのです。

なんて汚いのでしょうか。
どこの産品でも同じ現象が見られます。

産品を管理する人は、そういうことが無いように、
農家の人たちに注意するのですが、
田舎のことですから、あまり強く言えないようです。

また、その時はちゃんとしても、
しばらくしたら同じことをするのです。

こんなことを繰り返していると、
やがて人が来なくなり、
販売所は閉鎖されてしまうのです。

日本全国で、失敗した産品販売所の例は
いくつでもあります。

「スーパーの特売日の方が安い」
ということを知ったお客さんは、
二度とその販売所には行かなくなります。

みなさんも「産品めぐり」をしてみませんか。

どこかに観光に行ったならば、お土産店ではなく、
産品販売所に立ち寄ってみましょう。
その土地ならではの品物に出逢えたりします。
お土産店はどこも同じ。包装紙が違うだけです。


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posted by 遊酔 at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 真実の田舎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月01日

農業関係者は、真剣に考えて欲しい。

農業について、あれこれ考えることがあります。

中国野菜の残留農薬、遺伝子組み替え、無登録農薬……。
ハッキリ言って、作る人も販売する人も信用できません。

そんなことはない。安心できるものを
届けようとしている人もたくさんいるんだ!
と言われる方も多いことでしょう。

確かに、有機農法に取り組んでいる農家だっています。
安心できるものだけを売ろうと
奮闘しているお店だってあります。
その方たちには失礼なことだとは思います。

しかし、現代の消費者は騙され続けて来ました。
もう誰も信用できなくなっています。

値段の高い国産品だからといって、
本当に信用できるでしょうか。

松坂牛だと言って、別のものを売っていたり、
黒豚だと偽ったり、輸入ものを国産だと言う。
たとえ大きな会社でも、信じろと言う方が無理です。

元はと言えば、きれいな野菜、食べやすい野菜、
脂の多い高級肉などを望んだ消費者が一番悪いのです。

バカな消費者が、農家や販売店を「悪」に導いたのです。
昔のままを自然のままを素直に受け入れていれば、
今のようなゆがんだ農業にはならなかったのです。

消費者は賢くなりましたが、もう、元には戻れません。
行き着くところまで行くしかない、と私は思っています。

日本の食品の60%は輸入に頼っています。
これをどう改善できるでしょうか。

国際社会の中心となっている日本が、
輸入を制限することなどできるわけがありません。
どう現状を維持するか、ぐらいが精一杯でしょう。

消費者を除けば、まずは政府が悪い。
自国の農業を衰退させる方向へと導いたのです。

近代化農業などといって、化学肥料や農薬で
生産性を上げることばかりを推奨して来ました。

そうして何十年もやって来たやり方を
いまさら元に戻すのは困難きわまりないことです。
農家は、政府に従って行くしか
生き残る方法が無いのです。

しかし、そのことに疑問を持った一部の農家の人たちは、
苦しいながらも元に戻すよう努力しています。

こういう人たちは、
消費者がもっと応援しなければなりません。
安心できるものを食べたいですからね。

でも、そういう農家はごく少数です。
田舎に来て、そのことがハッキリと感じ取れました。

私の町の産品販売所のことですが、
古くなった野菜を下の方に隠すように入れ、
見える部分だけに新しいものをパックして、
売ろうとしているのです。

販売所ではチェックしているのですが、
量が多くて確認しきれません。

この「詐欺」は、すべて農家がやっていることです。
それも一軒や二軒ではありません。
それを知った時は、たいへんショックでした。

どうしてこんなに美しいところに住んでいる人が、
こんなに醜い心を持っているのか。
情けないやら、悲しいやら。

また、農薬を散布している場面にも
よく出くわすのですが、ものすごい量なので、
野菜を食べるのがイヤになります。

それから私は、すべての農家を信用しなくなりました。
無農薬だと言って売っているものさえ、
まず疑ってしまいます。淋しいことですが。

あなたは、知っていますか?
「種無しぶどう」は、どのように作っているのか。

デラウェアをはじめ、
巨峰やピオーネで種無しが出回っています。
私は、品種改良したものだと勝手に思い込んでいました。
でも、花が咲いた時点で、その花を薬に漬けるそうです。

これにもビックリでした。
あまり食べる気がしなくなりました。
これも元は消費者が悪いのですが、
だからといって、そんなものを作ってしまう
研究機関や農協もかなりひどい。

どんな野菜でも一年中食べられるという
おかしな日本ですが、さつまいももそのひとつ。

みなさんは、「さつまいも」の安売りを
見たことがあるでしょうか。
産地の近くではあるかもしれませんが、
そうではない地域ではあまり無いと思います。
それはなぜか。

収穫期に採れたものを、地下の倉庫などに保存して、
少しずつ1年を通して売っているから、
旬であっても安くならないのです。

農家・農協では、安定供給するためだと言っています。
しかし、本当は安定収入を得るためです。

さつまいもを作った畑では、
その他のものを植えることができないというのなら、
安定収入の確保も必要でしょう。

でも、違う時期には他の野菜も作れるはずです。
いろんなものを作ることで
安定収入をめざすべきだと思います。
旬のものは、安く売るべきです。
だから、私は農家を信じないのです。

以前、無登録農薬による
農作物の廃棄が問題となりました。
その農薬を農家に売ったのが、
なんと農協の職員だったのです。

“モラル”なんてまったく無い。
また、使ってはいけない農薬だと知りながら、
使った農家もモラル無し。

自分たちで自分たちの首を絞めている農家と農協。
善良な農家と悪人農家が闘う時なのかもしれません。

農家どうしだからといって、
これらを許してはいけないと思います。
また、私たち消費者も
もっと考え方を変えなければならないのです。

善良な農家の方には、
非常に申し訳ないことだと思います。
でも、書かずにはいられなかったのです。


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posted by 遊酔 at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 真実の田舎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月20日

パートナーは、田舎暮らしを賛成しているか?

田舎暮らしについてあれこれ書いてきましたが、
忘れている大きな問題を思い出しました。

「奥さんやだんなさんの気持ち」です。

たとえば、だんなさんが行きたいと思っても、
奥さんがイヤだと言ったら、それでおしまいなのです。
つまりパートナーの賛成無くして、
田舎暮らしはできないということです。

あなたは田舎暮らしを考えているのでしょうが、
パートナーの意見は聞きましたか。
嫁はんは自分について来るさ、
と勝手に思い込んでいませんか。

よ〜く確認しましょう。
自分が考えた答えと違う場合がよくあります。

そんな話をしたことも無かったけれど、
話してみたら、奥さんも同じような考えだった。

自然が好きそうなことを言っていたが、
田舎に入るのはイヤだ。

反対していたが、実際に田舎に入ってみたら、
奥さんの方が楽しんでいる、というような話も聞きます。

じっくり話し合って、
田舎暮らしができるかどうかをよ〜く考えましょう。
Iターンのつもりが、
都会へのUターンになってしまわないように。

私の場合、嫁はんとの話はついていましたが、
あらためて、田舎暮らしについて
インタビューをしてみましたので、ここにご紹介します。

■「田舎に行きたい」と言った時、どう思いましたか?
●「別にええんちゃう」

この感覚の人が一番田舎に入りやすいと私は思います。
憧れが強過ぎると、現実とのギャップでイヤになるし、
都会好きな人なら、その不便さや退屈感で反対します。
この“別に〜”と思う人は、心が広いわけでも、
理解があるわけでも無く「何も考えていない」のです。
楽しければいい、という考えなのです。
パートナーがこういう人なら、田舎暮らしは成功します。

■行くまでに不安は無かったですか?
●何も考えて無かった。

■田舎に来て、どうでしたか?
●遊ぶところが無〜い。

そうです。都会で遊びなれた人にとっては、
遊ぶところが無いのです。
自然遊びを勉強しなければならないのです。

■人付き合いについては?
●根本的に考え方が違う。
●みんな優しい。
●あれこれ気を遣ってくれる。
●いろいろ、してくれる。

■良かったことは?
●川でえび捕りができる。
●のんびりできる。
●せかせかしたところが無い。
●鳥の声・虫の声が近くで聞こえる。

■イヤなことは?
●すぐ人の噂話をする。若い人も。
●虫が多い。
●すずめバチやまむし、くま、
 いのししなどの危険が多い。
●子供が小さい時には、
 病院が近くに無いので不安だった。
●変わった食材が手に入らない。
●店が少なく、選択肢が無い。

■困ったことは?
●働き口が無い。
●給料が安い。

■田舎でやってみたいことは?
●川釣りはやっているので、海釣りに行きたい。
●パンやピザを焼くための石窯を作りたい。
●実の生る木をたくさん植えて、
 その実でジャムやケーキを作りたい。

■これからの夢は?
●自然災害が恐いので、移住したい。
●きれいな海の近くに移住したい。

いかがでしょうか?
最後の質問の答えに、「何だ、それは?」
と思われた方もいるでしょうが、
私も同じ考えなのです。

今の場所がイヤだと言うわけではありません。
子供の学校のことや病院のこと、
親のことなどを考えて、今の場所に決めたのですが、
終の住処とは思っていません。

もっと理想に近づくことができるなら、
そうしようと考えています。
気楽に考える方が、力まずに暮らして行けます。

パートナーと良く話し合い、
できるだけ心をひとつにして
田舎に入る方がうまく行きます。

反対されるようなら、
本やテレビなどをたくさん見せて、洗脳を試みましょう。
もしかしたら、田舎に“ハマって”しまうかもしれません。


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