2017年11月09日

「補助金詐欺」が横行する、田舎の影。

大分県弁護士会は、
母親の介護のためにIターンした男性が、
集落から「村八分」にされるなどの
人権侵害を受けたとして、集落に是正勧告を行いました。

事の発端は、男性が農業への補助金制度について
疑問に思ったことがきっかけ。

農地を開拓する際に出る国の補助金を
集落の5軒1組で受け取っていましたが、
1人が抜けて、この男性が代わりに入りました。

しかし、補助金はこれまで同様、
抜けた人に渡っていたのです。

疑問に思った男性が、役所に問い合わせたところ、
集落の人たちは顔を潰されたとして、
男性を「村八分」にし始めたのです。

「水路掃除」や「豊作祈願」、「秋祭り」の案内
などが配られなくなりました。

さらに、集落の構成員となることを拒否したのです。

この男性には何の非もないのに、
「村八分」にするあたりが、
いつの時代だと思えるような酷い出来事です。

しかも、農業をやめた人間が
そのまま補助金をもらい続けているのは、
明らかに「詐欺」です。

男性の権利を奪っているだけではなく、
行政をも騙しているのです。

この連中は、大きな罪を犯している
という意識はないのかもしれませんが、
「金に汚い」という意味では、
恥ずべき人間性の持ち主です。

田舎の人間の99%は、正直で真面目な人たちですが、
残り1%は信用できないかもしれません。

詐欺まがいのことをしているという話は、
よく耳にします。

私の親しい人は、補助金申請のために、
勝手に名前を使われたことがあります。

町の花を道路端に一定数以上植えれば、
補助金を出すという事業がありました。

グループごとに代表者が申請し、
補助金をもらうのですが、
その人はまったく話を聞いておらず、
お金ももらっていません。

後から、名前を無断で使われたことを知ったのです。

また、別の知り合いは、自家用に米を作っているだけで、
農家ではないのに、空き地(農地)があるからと、
減反による補助金を受け取っています。

「もらえるものは、もらっておこう」という
軽い気持ちなのかもしれませんが、
これらは明らかに「詐欺」です。


田舎には、さまざまな補助金制度があります。

特に農業関係は多いので、
こうした「詐欺」が増えるのではないでしょうか。

行政も見て見ぬ振りをしている節があります。
田舎は、揉め事を嫌いますから。

正義感の強い人が告発しようとすると、
必ず「村八分」になります。

田舎暮らしに憧れるような人は純粋な人が多いので、
「間違ったことは正したい」と考えてしまうのですが、
それを行動に移してしまうと、悲惨な結末を迎えます。

田舎で平和に暮らすには、影の部分を見ないことです。
知らなければ、腹もたちません。

納得できないかもしれませんが、
それが田舎で暮らすということです。



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posted by 遊酔 at 16:26| Comment(0) | 真実の田舎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月14日

知らない人が散歩していたら、それは“不審者”。

のどかな田園風景。
旅で訪れた地なら、誰もが散歩したくなるでしょう。

そこにどんな暮らしがあるのかを
ちょっと覗き見したくなるものです。

旅の楽しみ方としては、
上級者のテクニックかもしれません。

しかし、そこに暮らす人びとは、
どう感じているでしょう。

普段、知らない人が入って来ることのない集落では、
ちょっとした事件になってしまいます。

家の窓から、物陰から、
じっと見つめる人たちがいるはずです。

「知らない人=危険人物」という前提で、
警戒するのです。

押し売りか、空き巣か、強盗か。

旅人にとっては、イヤな雰囲気かもしれませんが、
知らない人に免疫のない田舎の人には、
仕方のないことです。

近づいて来るのかどうかを監視しているのです。

何事もなく立ち去ると、安心します。

田舎では、たとえば地籍調査や工事で、
知らない人が入って来ることがわかれば、
集会や回覧板でお知らせしてくれます。

「知らない人が来ますが、安心してくださいね」
というアナウンスなのです。

これを怠ると、集落内が大騒ぎとなってしまうのです。

それくらい警戒心が強いのです。

もし、あなたがIターンするなら、
すぐに区長のところに挨拶に行き、集落の人びとに、
自分の存在を知ってもらうことが大切です。

挨拶もせずに住んでしまうと、
あなたはずっと不審者のままです。



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posted by 遊酔 at 16:27| Comment(0) | 真実の田舎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月19日

“憎っくき害獣”を初体験。

ある朝、我が家の小さな畑に行くと、
そこには信じられない光景が。

50センチほどに伸びていたとうもろこしと
いんげんの葉が、すべて食べられていたのです。

畑には鹿の足跡が。

これまで、我が家の敷地に
鹿が入って来たことはなかったので、
そのショックは想像を超えていました。

と同時に、メラメラと沸き上がる怒り。

鹿は何でも食べるらしいのですが、
ならば、その辺の草を食べれば良いのです。

食べるものがない冬場なら、
人間が里山を荒らした報いだと諦めることもできますが、
食べる草が豊富な夏に、
なぜ人の畑を荒らすのでしょうか。

里山の草より野菜の方が美味しいのかもしれませんが、
人に近づく危険を冒してまで、
来ることはないと思うのですが。

「人と野生の動物が共存できるように…」
などと言う人がいますが、私は被害にあって初めて、
その言葉が偽善であることを実感しました。

食べるものがあるのに畑を荒らすような鹿とは、
共存などできるわけがありません。

野菜づくりを生業にしている人が、「処分してくれ!」
と強い口調で言う気持ちは理解できます。

一所懸命に育てた野菜を食い荒らすやつらは、
敵でしかありません。

さらに私が腹を立てているのが、
とうもろこしといんげんがなくなったら、
次はきゅうりや茄子の葉を食べたことです。

一番美味しいものだけを先に食べて、
なくなると、別の日に別のものを食べるのです。

ある種類だけを諦めれば良いのなら、
別のものを育てるのですが、次々に食べ尽くすところが、
鹿の性格の悪さを表しています。

ミニトマトも実が青いうちは放置しておいて、
赤くなってきたら、それだけを食べるのです。

赤くなってきたら、
「もうすぐかなぁ〜」とワクワクするものです。
作る人間にとっては楽しみなのです。

それを鹿は容赦なく食べるのです。

許せません。

これは戦いです。

生温い理想論など、聞く気にもなりません。



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posted by 遊酔 at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 真実の田舎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする