2018年01月17日

新参者が意見を言うのは、30年早い!

新年の初集会でのこと。

区費の値上げについて、
区民の了承を得るためのお話がありました。

私からすると、驚くほどの預金があるにも関わらず、
「少なくなってきたので、区費を値上げしたい」
というのです。

特に使途が決まっているわけではありません。

その話の中でひとりのババアが、いやおばさまが、
「これからの若い人のために、
 残しておいてあげるべき。私はそう思います」
と発言。

誰かが頷く様子もなかったのですが、
それで値上げは決定です。

年間6000円から8000円になりました。

その時の私の心の声。

「どこに若い人がおんねん。
 これからも入ってくるわけないやん」。

当然、言いませんよ。
言ってしまうと、我が家は村八分になります。

都会からの移住者がやってしまいがちな失敗が、
「意見を言うこと」です。

都会から来た人の言うことは、
ほとんどの場合が正しいことです。

理屈の通ったことを言っています。

しかし、それは田舎では通用しません。

田舎の人の考え方は、理屈ではありません。
昔から変わらぬ“決まり事”なのです。

お金は貯めておくもので、遣うものではありません。
なので、出費する際には話し合いが長引くのです。

都会の常識を振りかざしてはいけません。

集会などで、新参者が意見を言ってはいけません。

30年くらい経って、
その土地の住民だと認められてから、発言してください。

もし、意見を求められたら、
当たり障りのないことを言いましょう。



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posted by 遊酔 at 15:01| Comment(0) | 真実の田舎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

困った時には、「区長」を頼れ!

紀伊水害時、川の横に建つ我が家は、
土地が流され、住めない状態になりました。

家は無事だったものの、建物から10センチのところまで
流された箇所があり、復旧工事が必要となりました。

しかし、こうした災害では、私有地を復旧させるのは
家の所有者であり、行政は何もしてくれません。

自分で業者を呼んで、頼むしかないのです。

そんなお金もない我が家は、
諦めるしかないのかと思っていました。

そこへ、我が家が所属する自治会の区長がやって来て、
役場に掛け合ってくれると言うのです。

有り難いことです。


しばらくして、仮復旧工事が始まりました。

家が落ちるかもしれない状態だったので、
とにかくそれを防ぐ工事を頼んでくれたのです。

本来、こんな工事も
家の所有者が自費でやらなければならないのです。

しかし、本格的な復旧工事をしてくれるかどうかは、
その時点では決まっていませんでした。

2ヵ月後、仮復旧工事が終わり、
取り敢えずは住めるようになりましたが、
そこから先が長かったのです。

本復旧が決定するまで、
1年以上待ったのではないでしょうか。

その間も区長は役場を訪れ、
「早くしてやってくれ」とお願いしてくれていました。

そのおかげで、本復旧工事が決まり、ひと安心です。

しかし、役場の動きは非常に公務員的。

「やってやるんだから、待ってろ!」という態度で、
ダラダラ、ウダウダと、
そこから1年2年が過ぎてしまいました。

住民の落ち着かない生活など、何とも思っていません。

復旧の終わったのが、
何年後だったのかも憶えていないほど、
長く掛かりました。


さらに、一応の工事が終わった頃、
ひとつの問題が起こりました。

私有地を行政が工事した場合などには、
費用の一部を住民が負担しなければならないのです。

「受益者負担」と言います。

今回の工事費用を規定の割合で計算すると、
負担額は30〜50万円になる見通しでした。

これは、かなり厳しい額ですが、
住めるようになったのだから、仕方がありません。

と、ここでも区長の登場です。

地元建設業組合に掛け合って、
負担分をタダにしてくれるように、
お願いしてくれたのです。

工事を請け負った業者さんに泣いてもらう、
ということになったのです。

こんな有り難いことはありません。

そんなことまでしてもらえるとは、
思ってもみませんでした。

自治会に入っていて良かったと実感しました。


区長が私たちに対して気を配ってくれたのは、
それだけではありません。

台風で地元の施設に避難していた時には、
様子を見に来てくれたり、
食事の手配をしてくれたりしました。

いまだ人の繋がりが残っている、
田舎ならではのことだと思います。

自治会には、いろいろと面倒なこともありますが、
困った時には助けてくれる、有り難い存在です。



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posted by 遊酔 at 15:43| Comment(0) | 真実の田舎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月09日

「補助金詐欺」が横行する、田舎の影。

大分県弁護士会は、
母親の介護のためにIターンした男性が、
集落から「村八分」にされるなどの
人権侵害を受けたとして、集落に是正勧告を行いました。

事の発端は、男性が農業への補助金制度について
疑問に思ったことがきっかけ。

農地を開拓する際に出る国の補助金を
集落の5軒1組で受け取っていましたが、
1人が抜けて、この男性が代わりに入りました。

しかし、補助金はこれまで同様、
抜けた人に渡っていたのです。

疑問に思った男性が、役所に問い合わせたところ、
集落の人たちは顔を潰されたとして、
男性を「村八分」にし始めたのです。

「水路掃除」や「豊作祈願」、「秋祭り」の案内
などが配られなくなりました。

さらに、集落の構成員となることを拒否したのです。

この男性には何の非もないのに、
「村八分」にするあたりが、
いつの時代だと思えるような酷い出来事です。

しかも、農業をやめた人間が
そのまま補助金をもらい続けているのは、
明らかに「詐欺」です。

男性の権利を奪っているだけではなく、
行政をも騙しているのです。

この連中は、大きな罪を犯している
という意識はないのかもしれませんが、
「金に汚い」という意味では、
恥ずべき人間性の持ち主です。

田舎の人間の99%は、正直で真面目な人たちですが、
残り1%は信用できないかもしれません。

詐欺まがいのことをしているという話は、
よく耳にします。

私の親しい人は、補助金申請のために、
勝手に名前を使われたことがあります。

町の花を道路端に一定数以上植えれば、
補助金を出すという事業がありました。

グループごとに代表者が申請し、
補助金をもらうのですが、
その人はまったく話を聞いておらず、
お金ももらっていません。

後から、名前を無断で使われたことを知ったのです。

また、別の知り合いは、自家用に米を作っているだけで、
農家ではないのに、空き地(農地)があるからと、
減反による補助金を受け取っています。

「もらえるものは、もらっておこう」という
軽い気持ちなのかもしれませんが、
これらは明らかに「詐欺」です。


田舎には、さまざまな補助金制度があります。

特に農業関係は多いので、
こうした「詐欺」が増えるのではないでしょうか。

行政も見て見ぬ振りをしている節があります。
田舎は、揉め事を嫌いますから。

正義感の強い人が告発しようとすると、
必ず「村八分」になります。

田舎暮らしに憧れるような人は純粋な人が多いので、
「間違ったことは正したい」と考えてしまうのですが、
それを行動に移してしまうと、悲惨な結末を迎えます。

田舎で平和に暮らすには、影の部分を見ないことです。
知らなければ、腹もたちません。

納得できないかもしれませんが、
それが田舎で暮らすということです。



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posted by 遊酔 at 16:26| Comment(0) | 真実の田舎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする