2009年12月08日

どうして、こんなにムダが多いのか。

みなさんもテレビや新聞などで、
よくこの「ムダ」をご覧になると思います。

車のほとんど通らない高速道路や誰も利用しない施設、
建設が中断したままの空港、変な形をした公衆トイレ
……などなど、切りがないほど、
田舎にはムダがはびこっています。

大きなムダのほとんどは、
国会議員が地元にいい顔をしたいとか、
地元だけに利益をもたらすために行っているものです。
“国”の行政をあずかっているはずの議員なのに。

マスコミで散々叩かれているにもかかわらず、
このムダは無くなりません。
最近になって、やっと少しずつ変わろうとして来ました。
どんどんムダを無くして欲しいものです。

私のまわりにもムダは結構あります。
少し書いてみましょう。

ある集落で、道の舗装工事が始まりました。
これまでは舗装されていないだけで、
何不自由ない道でした。

その道の少し入ったところには、
2、3軒の家があるだけです。
しかも、その家の人もしくは
訪ねる人以外は誰も通りません。

そのために、近くを流れていた小川が潰されました。
本当に必要なのでしょうか。
私には、予算の消化としか思えません。

数年前、立派なトンネルが作られました。
数十億円を使って。
山の反対側の集落から役場方面、市街地方面に向かって、
便利に行き来するためです。

生活道路が1本しかなく、
何か災害が起きた場合を考えてのことなら
納得できますが、他にも道路はあります。
しかも3本。

国や県からお金が出ているのかもしれませんが、
それだけのお金があれば、
世界中のどれだけの飢餓が救えるか。
税金を何だと思っているのか。

しかし、田舎の人はそんな意識は持っていません。
「便利になった」「立派なトンネルだ」と
喜んでいるのです。自分たちの利益しか考えていません。

市町村合併の話をしている場にいたことがありますが、
「得するところと合併せんとなぁ」
と言っているくらいです。

その程度の意識でしか考えていないのです。
合併の本当の意味など知りません。

ちなみに私は合併に反対です。
合併することで国からお金がたくさん出て、
みんな豊かになる、などと言って
推進している人がいますが、信じられません。

使い道を考えずに、
ムダな施設を作るだけのような気がするからです。

それに、これは私だけかもしれませんが、
『村』という響きに魅せられて移住して来たのに、
「町」や「市」になったら、何だかがっかりです。
お金があれば、引っ越すかもしれません。

他にもムダはあります。
民族資料館のようなものがありますが、
いつも閉まっています。
表には貼紙があり、
「ご利用の方は、教育委員会まで……」
と書かれています。

普段、人が来ないので閉まったままなのです。
せっかく訪ねて来てくれても、
これでは帰ってしまいます。
しっかりとした日本建築で立派なものです。
もったいない。

まだあります。
「好色一代男」の作者の名をつけた公園があるのですが、
私は人がいるのを見たことがありません。

また最近、そこにその人の資料館ができたのですが、
展示しているものがお粗末。
どうして、作ってしまったのか。

河川の生き物を展示する水族館の話もあります。
建築模型はできているらしいのですが、
人が来るとは思えません。
まして河川だけですから。

よっぽどすごい施設で、すごい研究者が来る、
というならまだしも、中途半端では、
これまたムダとなります。
村には珍しい生き物がいる、
という話も聞いたことがありません。

山の上に、少し整備された公園があります。
子供たちは、1年か2年に1度授業で行くことがあります。

行くと楽しいらしいのですが、
普段はまったく行きません。
話にも出ません。それは山の上だからです。
行くには、それなりの根性が必要です。

田舎だから自然の中で遊べると思われるでしょうが、
急な山に囲まれた土地では、それは難しいのです。
夏なら川へ行けますが、その他の季節は、
あまり遊ぶところが無いのです。
まあ、最近の子供は田んぼなどでは遊びませんけど。

山の上に公園を作るくらいなら、
平らなところに遊具のある公園を作って欲しいものです。
この公園もあまり役立っているとは思えません。

最後に隣町のムダを……。
町のあちこちに、
高さ1メートル50センチくらいの“蔵”があります。
そこには週に何度か大型車がやって来て、
中にあるものを運び出しています。
その前日には、近くの人たちが袋をさげてやって来て、
その中に放り込んで行きます。

そうです。ごみ箱だったのです。あまりにもダサい。
まわりが城下町だとか、
蔵が多い古い町並みならまだしも、普通の町です。

しかも、これ1個が20万円もするそうです。
バカじゃないか。誰が言い出したのか。
誰も止めなかったのか。
田舎の役場はやることが違います。
自分の村でなくて良かった。

田舎には、このような「ムダ」がたくさんあります。
田舎の行政に、都会出身の議員を送り込むべきです。
少なくとも「ムダ」のブレーキを
踏むことはできると思います。

※現在は合併して、「町」になってしまいました。


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posted by 遊酔 at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 真実の田舎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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