2010年03月21日

わが家に水道がやって来た。

※これは、7年前の話です。

なんと、わが家に水道がやって来ました。
村営(当時)の簡易水道です。

山の水を利用するには、いろいろと苦労がありました。
雨の後は濁るし、取水口はドロで埋るし、
パイプは詰まるし。

周辺の4軒分をまかなっているのですが、
足りなくなって止まってしまったこともありました。

それもこれも家を建てた不動産屋
(あえて“さん”はつけません)が頼んだ
水道工事の人がいい加減なことをしたからです。

伏流水と雨水の混じったものを取っているのですが、
その場所にパイプを置いて、
タンクに引き込んでいるだけだったのです。

ドロが入らないようにする工夫など
何もしていなかったのです。

フィルターがまったく無い状態です。
雨が降れば濁るのは当り前です。
いや、まったくのドロ水だったこともあります。

何度不動産屋に文句を言ったことか。
水が無くなれば、持って来てもらわなければならず、
風呂に入れなかったこともたびたび。

タンクの構造も作り方が悪く、
水が半分も残っているのに、止まってしまう始末。

不動産屋に言ったのですが、
「見直します」と言っただけで、そのまま。

フィルターの無い取水口もやり直してくれと言ったら、
ちょっと水が溜まるようにセメントの囲いができただけ。
台風の後に土砂で埋ってしまったことも。

どうにか手入れをしながら、4年くらい経った頃、
村の水道の話が出てきたのです。

やっと水の心配が無くなるなあと思ったのですが、
これがなかなか進まない。
役場はたらりだらり。工事業者はのらりくらり。
水道の話から1年半以上経った頃に、
ようやく家の前まで水がやって来たのです。

ところがここで大問題。
水道の来ていない土地に家を建てた人でないと
知らないことが、私たちの頭を痛めました。

道路に埋設された水道管から、
各戸に引くパイプの工事代金は、
その各家で払わなければならないのです。

私は、まったく知りませんでした。
そんなものは村が引いてくれて、
加入金と水道代を払えばいい、
としか思っていなかったのです。

都会にいる時は引っ越しを何度もしましたが、
水道はすでに引いてありましたから。

土地を買って家を建てない限り、
そんなことには遭遇しませんよね。

ここで役場に対しても腹が立ったのです。
「工事をしますから」と言って来た時には、
お金がいるなんてひと言も言わなかったのです。
メーターを取り付ける場所を確認しただけでした。

後で知って愕然。わが家には、お金がありません。
でも、その前に不動産屋と交渉を始めていました。
いまのいい加減な設備をそのままにしておいた責任を
取ってもらうように話をしていたのです。

設備がちゃんとしたものだったら、
水道を引く必要は無いのですから、
不動産屋の責任は大です。

しかし相手は強者。簡単にはお金を出すとは言いません。
交渉に数ヵ月かかりました。
連絡すると言ってもして来ないし、
返事はもう少し待ってくれと逃げたり、
それは大変でした。

私ももうキレかけていたのですが、
いや最後はキレてましたね。
いまの設備をすべてやり直すのなら、工事代はいらない、
とちょっと激しい口調の大阪弁で説得しました。
これでやっと話がまとまったのです。

結局、工事代金は4軒分で57万円ほど。
1軒14万円ちょっと。
これでも4軒まとめて工事したことで
安くはなったのです。
(この値段でも高過ぎる。ほんとに土木関係は……)

1軒4万円は、これまでの水道代と考えて
負担することにはしましたが、
残りの代金+各戸のメーターから家への引き込みは
不動産屋持ちということに落ち着いたのでした。
やれやれ。

でも、それからしばらくは
各戸の工事には来ませんでしたが……。
本当にいい加減です。

これでもまだ不動産屋にしてはマシな方なのです。
他のところなら、「知らん」と逃げるばかりですから。

みなさん、不動産屋選びはしっかりと考えましょう。
都道府県知事番号が高いとひとまず安心だ、
というような記事を見たりしますが、
あくまで目安にしか過ぎません。
いい加減なまま
何年も営業できているだけかもしれませんから。

不動産屋に対しては、あらゆる細かなところまで、
ひとつひとつ確認しながら、話を進めましょう。

言わなくてもわかっているだろう、
なんてことは通用しません。
わかっていてもほったらかしにするのです。

私は事細かく注文をつけ、確認したにも関わらず、
ちゃんとできていなかったことが何点もあります。

まじめな不動産屋さんには申し訳ないけれど、
まず信用しない方がいい、とあえて言っておきます。
その方が確実ですから。


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posted by 遊酔 at 10:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 真実の田舎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする