2010年01月25日

町内を一周してみたら……。

初夏に「町内一周の旅」をしたことがあります。
車でゆっくりじいちゃん走りをしながら、
景色や人を観察して来ました。

車をスタートさせて、まず気になったのが、
どうも最近崖が崩れて、
石が落ちていることが多いのです。

大地震の前兆かと不安になるのですが、
そうでもなさそうです。

少し上を見ると、穴を掘ったような痕跡があるのです。
たぶん、動物でしょう。
でも、何の動物が何のために掘っているのか
見当もつきません。
たぬきかサルか、イタチか……謎は深まるばかりです
(のちに、イノシシらしいことがわかりました)。

そこからしばらく走らせると、
軽トラックがあちらこちらに止めてあります。

田んぼには、人がたくさん。
じいちゃん、ばあちゃん、子どもたちの姿もあります。
田植えのシーズンなのです。
なかなか風情のある光景で、顔がほころんでしまいます。

またしばらく走ると、ゴルフ場の入口があります。
不景気で客が少なく、経営が苦しいそうです。

町への固定資産税もかなり滞納しているらしいのですが、
町内の人が40人ほど働いているため、
町もあまり強く言えないようです。

潰れると、その40人が困ることになります。
なにしろ働く場が少ないので、
町としても悩みの種なのです。

私個人としては、自然破壊をしているゴルフ場など、
潰れてしまえばいいと思っていますが、
知り合いも数人働いているため、
あまり大きな声では言えません。

だんだん奥に入って行きます。
小さいながらも英語の塾があります。
こんなところで子どもは来るのか。
近くの全員が入ったところでしれています。
不思議です。

美しい景色を眺めながら走っているのですが、
時々どうにかならないのかと思えるものがあります。

廃車置き場です。
自分も車に乗っているのであまり言えませんが、
決して気持ちいいものではありません。

少し奥まったところに置くとか、囲いを作るとか、
できないのでしょうか。

都会から来てくれた人が見たら、
がっかりすることでしょう。

町にたくさんの人が来るようにするには、
こういうところにも気を遣いたいものです。

鮎釣りの人たちの姿が多く見られます。
ウヱットスーツのような上下に、
ポケットいっぱいのベスト。
キャップをかぶって、似合わないサングラス
(曇りの日もしている、と思っていたら、
反射止めらしい)。

昔のような黒装束に編んだ笠
というような粋な姿はありません。
そんなことを求めても仕方がないのですが。

大きな屋根がたくさん見えて来ました。肉牛団地です。
私の家より上流に牛がいるのはいやなのですが、
後から移住したので仕方ありません。

牛の糞などから菌が土地に浸み込み、
川に流れ込んでいるかもしれないからです。
牛肉を食べているのに勝手な言い分です。

特にここは、狭くて清掃もできていないように
見えるので、なおさらです。
もうすぐ廃業するようですので、
正直ホッとしています。申し訳無いのですが。

川べりの地盤が弱い土地に建てられた別荘地に来ました。
かなり土地が低く、大雨の時には
浸かっているのではないかと思えるほどです。

ドアを封鎖して、
もう使っていないような建物もあります。

町もどうしてこんな土地に建築許可を出したのでしょう。
あまりにもいいかげんだ。
騙されて高い買い物をした人の身にもなってみろ、
と言いたい。
別荘を建てるほどお金を持っている人たちだから、
まあいいか。

ところが、そこに住んでいる人がいたのです。
2〜3軒だけですが、大丈夫でしょうか。
台風の時はどうしているのか。
他人事ながら、心配してしまいます。
みなさんも土地選びは慎重に。

細い山道(みんな山道ですが)を走っていると、
動物の姿が。私の車に驚いたサルが、道を横切り、
山を駆け登って行きました。

ちょっと登ったところで、
こちらの様子をうかがっています。
こちらも止まってしばらく見ていました。

どうやら1匹だけのようです。良かった。
人間もサルも集団になると何をするかわかりませんから。

最後に、通ったことのない道にチャレンジ。
行き先の案内標識が立っているので、
何も考えずに入って行きました。

ほんの入口までは舗装されているのですが、
すぐに地道になり、やがて“山を削っただけちゃうん”
というような道へと姿を変えました。

道をならした痕跡も無く、凸凹。岩も落ちている。
こんなところ、工事車両しか通ったことは
無いのではないかと思えます。

私の車は「軽」。しかも四駆ではない。
タイヤがパンクするのではないかという心配も。
引き返そうか、どうしようかと迷いつつも
ゆっくり走って行きました。

私は過去を振り返るのは嫌いです。
どこまで行っても道らしき道には出ません。ドキドキ。
崖崩れがいたるところで起きています。
どうしよう。行くしかない。

しばらくして、やっと舗装された道に辿り着きました。
やれやれ。

こんな道に、案内標識出すんじゃない。
都会から来た人は知らずに入って行くぞ。
責任者、出て来い。あっ町長か。知ってるぞ。

まあ、こんな感じで「町内一周の旅」は終りました。
疲れました。
でも、いろいろ発見できて楽しかったです。


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posted by 遊酔 at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 真実の田舎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする